★★★★★(星5)作品 ア~★★★★★明日の記憶監督 堤幸彦/主演 渡辺謙 <ストーリー> 広告代理店に勤める49歳の佐伯雅行。仕事も充実し、一人娘の結婚も控え、公私ともに忙しくも幸せな日々を送っていた。ところが最近になって急に物忘れが激しくなり、不安になって病院を訪れた佐伯は、そこで衝撃の事実を告げられる。医者が下した診断は“若年性アルツハイマー”というものだった。やり場のない怒りと不安に苛まれる佐伯。だが、そんな夫を妻の枝実子は静かに受け止め、2人で一緒に病と闘い続けようと覚悟を決めるのだった。 <感想> 桜・電車・猫 劇中でのアルツハイマー試験の問題。 あー覚えてた・・・よかった(ぉい) 若年性アルツハイマーが人事ではない自分には重すぎたかも。 病名がわかってからの牙の抜けた謙さんもよかった。 必死に受け止めようと気丈に振舞う樋口さんもよかった。 陶芸代金をごまかそうとしてた(笑)則さんも。 おかまっぽい香川さんも。 でも・・・秀治がいけねぇ・・結局幻だったの?彼とあの歌(爆 治療の見込みがないこの病気の新薬が開発される事を(本当に)祈ります。 -------------------------- ★★★★★アフタースクール 監督 内田けんじ/主演 大泉洋 <ストーリー> 母校の中学で働く教師、神野のもとに、かつての同級生だと名乗る探偵が訪ねてくる。探偵は、神野の幼なじみで今は一流企業に勤める木村の行方を追っていた。心ならずも木村探しに巻き込まれるうちに神野の知らない木村の姿が明らかになり、事態は誰もが予想しない展開に向かっていく。 <感想> なかなか乙な映画でした。おわり(爆) というのも、感想いこーるネタバレになってしまう恐れがある。 1つのシーンに謎が隠されていて、 最後に『あぁ~こういう事だったんだー!』と感嘆に変る。 エンドロール後までもみっちり、ぎっしり楽しませてもらえる映画だ。 やっぱり(モジャモジャw)大泉さんは上手いんだろうね、演技が。 -------------------- ★★★★★アポロ13 監督 ロン・ハワード/主演 トム・ハンクス <ストーリー> 1970年、3回目の月着陸を目指してアポロ13号が打ち上げられた。しかし月を目の前にして爆発事故を起こしてしまう。月への着陸は断念し、地球に帰ることになってしまった。無事、乗客3人を地球に生還させるためにNASAの勢力が結集され、3人の救出が始まった。 <感想> 1970年打ち上げられた『アポロ13号』の爆発事故。実話映画化した作品。 宇宙に行くって凄い事だよなぁって・・・ 月まであと一歩の所での致命的なトラブル。船長が窓から月を眺めるシーンも印象的です。 地上サイドの責任者E・ハリスと置いてけぼりをくったG・シニーズ 頑張ってくれてます。w -------------------------------- ★★★★★アメリカン・ビューティ 監督 サム・メンデス/主演 ケヴィン・スペイシー <ストーリー> (美の溢れる世界で怒りは長続きしない。体の緊張を解くと感謝の念だけが後に残る。取るに足らぬ愚かな人生への感謝の念が。戯言に聞こえるだろうか? 大丈夫。いつか君にも理解できる。) 「父親は子供の鑑よ。父親が娘の友達を見てパンツの中で発射する?恥ずかしい。あんなパパ死んだほうがマシ」 レスター・バーナム(42)の人生はある意味でもうすでに終わっていた。 <感想> あるサラリーマン家庭の崩壊劇を、陽気かつシニカルに。 予告をみる限り、“絶対観ない”って思ってたが、観てみると・・・面白い!!やっぱりアカデミー賞は侮れない・・・ リストラされてしまったサラリーマン“レスター”ケヴィン・スペーシーが上手いんだなぁ。『さえないオヤジ』そのもの♪ 家庭崩壊ってほんの少しのずれなんだと思ったね。 いろんな意味で感動した。 ---------------------- ★★★★★アラバマ物語 監督 ロバート・マリガン/主演 グレゴリー・ペック <ストーリー> 不況の風吹く1932年、南部のアラバマ州。幼い息子と娘を抱える弁護士フィンチに、暴行事件で訴えられた黒人トムの弁護の任が下る。だが偏見根強い町の人々は黒人側に付いたフィンチに冷たく当たるのだった……。 <感想> 初めは、子供たちの遊び+小冒険物語かと思ってみてました。 父親の知らないところで、近所の子供(この子が柳沢信吾に見えて仕方なかったw)と、『行ってはいけない』と言われている家に肝試しに行ったり。 白黒映画ならではの恐怖とわくわく感。 そんな子供達の様子を伺いながら、これぞ父親の鏡というべき姿のペック。 仕事も実直でこれまた弁護士の鏡。 最初から最後までまったく飽きることなく、見ることができたし、 最後の終わり方もよかった。 -------------------------- ★★★★★イン・ザ・プール 監督 三木聡/主演 松尾スズキ <ストーリー> 伊良部総合病院の精神科医・伊良部一郎。彼はいつも白衣の下にヒョウ柄のシャツとブーツを合わせ、テキトーな診察でお気楽に過ごしている。24時間勃ちっぱなしという“継続性○起症”の営業マン・田口哲也、確認行為を極度に習慣化してしまう“強迫神経症”のルポライター・岩村涼美ら、ストレスが原因による奇妙な病気に悩まされる患者たちが伊良部の診察室に駆け込んでくる。徹夜仕事の合間でもプールに通う“プール依存症”のエリート管理職・大森和雄は・・・。 <感想> 木下恵介記念浜松映画祭「イン・ザ・プール」三木監督トークショー&上映会にて鑑賞。トークショーで監督は「この映画はテーマもないし、微妙な笑いが~~」なんて、言っていたので、正直“どうかな?”と心配していたが、 思った以上に面白かった。 3人の精神患者がバラバラにすごしながらも、はちゃめちゃな医師によって上手くまとまっていて・・・。 プール依存症の奥さんの手料理が美味しそう。 継続性○起症の元奥さんの手料理も美味しそう(ただのいやしんぼ) マユミちゃんがいい(爆) 出来れば、映画館でなく、家でじっくり見たい作品かも。 周りが笑いすぎで・・・。 特に、隣のお兄さんの大爆笑だったので、かなり印象がアップしているかも。 ---------------------------------------- ★★★★★X-MEN:ファイナル ディシジョン 監督 ブレット・ラトナー/主演 ヒュー・ジャクマン <ストーリー> ミュータントを導くための学校エグゼビア・スクールの主催者、チャールズ・エグゼビアはグレイ家を訪ねる。両親は、一人娘ジーンが病気だと思い世間に隠していた。しかし、彼女は世界最高のミュータントパワーの持ち主のエグゼビアをはるかにしのぐ能力の持ち主だった。それから10年後。大企業ワージントン社の社長の息子、ウォーレンは、自分の背中に翼が生え始め、誰にも言えず悩んでいた。彼が自分の手で翼を切り落とし、手と体が血で染まっているのを父親に見られ、父親は息子がミュータントであると確信する。 <感想> お久しぶり~ウルヴァリン!ストーム!ローグ!・・・他、名前すら覚えてないが・・・ 久々のヒュー・ジャックマンは、やはりもじゃもじゃだった(爆) 死んだはずのジーンが生き返り、あっけなくサイコロップスを殺してしまうが、サイコロップスに思い入れはないので、スルー(ぉい) 冒頭で息子が鳥人間になってしまった親子がクローズアップされていたが、 本編ではそんなに重要な役割をもっていなかったので、肩透かしだった。 いつの間にか、先生みたいになっていたウルヴァリンにストーム。 2のポスターでは最後尾にいたはずのジーンがここまで来るとは思わなかったが・・・橋まで繋げておいて、ジーンが亡くなったら何事もなかったように・・・ジーンっていったい・・・ 相変わらず敵の雑魚コマはひどい。ハリネズミ男・・・・とんがってるだけじゃん・・・ 『X-MENファン』の自分はとても楽しめたけど、一般的にはどうなのかな? “毛玉”教えて~~~ シリーズ物: X-MEN ★★★★★ X-MEN2★★★★☆ ウルヴァリンX-MENZERO★★★☆☆ -------------------- ★★★★★おくりびと 監督 滝田洋二郎/主演 本木雅弘 <ストーリー> 所属する東京のオーケストラが解散し職を失ったチェロ奏者の大悟は演奏家を続けることを諦め、妻の美香を連れて故郷の山形に戻ってくる。早速、求人広告で見つけたNKエージェントに面接に出かけ、その場で採用になるが、それは遺体を棺に納める納棺師という仕事だった。戸惑いながらも社長の佐々木に指導を受け、新人納棺師として働き始める大悟だったが、美香には冠婚葬祭関係の仕事に就いたとしか告げられずにいた。 <感想> 本木雅弘と山崎努が『納棺』を美しく厳かな旅立ちの儀式として魅せる。 やはり映画は美しくなくてはいけない(笑) “おくりびと”という題名から全編を通して泣ける映画だろうと 構えていってしまったが、何のことはない、コメディだった(笑) コメディは言い過ぎとしても納棺師も暗いんじゃぁ本当にお葬式映画になってしまうからね。ほどよい笑いだったよ。 とまどいながらも納棺師の職業に魅せられていく大悟が奥さんにバレルまで秘密にしていた事は残念。しかもバレてこじれた奥さんとの関係(同級生との関係)が関係者の『死』をもって修復される・・・じゃぁこの『死』がなかったらどうなってたのサ。ちょっと出来すぎ。もっと他の方法でわかってほしかった。 ------------------------------------ ★★★★★俺たちフュギュアスケーター 監督 ウィル・スペック/ジョシュ・ゴードン/主演 ウィル・フィレル <ストーリー> マイケルズとマッケルロイはアメリカ・フィギュア男子シングル部門でのライバル同士。マッチョでロックスターのように振舞う男性的なマイケルズに対し、マッケルロイは繊細で女性的と、演技も対照的だ。二人は大会で共に1位になるが、その表彰式で乱闘を始めてしまい、金メダルは剥奪、スケート界から永久追放されてしまう。失意の日々を送っている二人だが、シングル部門以外なら復帰できることを知り、ペアを組むのだが…。 <感想> かなりのお馬鹿映画(泣)星5つの評価はしたものの 一歩間違えると(?既に間違ってる?)・・・笑 トップアスリートの挫折と苦悩を描く・・・プ。うそです。 どう考えてもトップフィギュアスケート選手には見えない2人 下品なパワフルキャラのおっさん・美少年キャラのおっさん(ぉい) 美少年キャラが自分も痩せてはないのに、下品キャラに『デブ』とか言ってるし。美少年キャラは常にアホみたいに口開いてるし(爆) ビジュアル面でも十分すぎるほど笑いを誘う。 途中『オェ~』な場面が何度かあったが(ぉい) 映画館は大盛り上がりでしたよ。 この映画のもう1つのうりが実際のスケート選手が本人役で登場する事だろう。自分は(あっ!この人顔見たことある!!) という程度だったが、好きな人にはたまらないでしょう。 後で検索して名前を確認したのだが、 『サーシャ・コーエン』『ナンシー・ケリガン』『佐藤 有香』この3人は出たのわかった(笑) “スケート選手”として出るにはどうなの?という感じの内容だけど大丈夫なのだろうか? ------------------------------ ★★★★★ALWAYS 三丁目の夕日 監督 山崎貴/主演 吉岡秀隆 <ストーリー> 昭和33年、東京下町の夕日町三丁目。ある日、鈴木則文が営む自動車修理工場・鈴木オートに、集団就職で上京した六子がやってくる。しかし、思い描いていたイメージとのギャップに、少しがっかりした様子。その鈴木オートの向かいにある駄菓子屋の店主で、しがない小説家の茶川竜之介。彼はひょんなことから、一杯飲み屋のおかみ・ヒロミのもとに連れてこられた身寄りのない少年・淳之介の世話をすることになるのだが…。 <感想> セーラー服の六子(むつこ)が電車にゆられて、東京見物。みんなで修学旅行か?えっ?『集団就職??』・・・なんで修学旅行生が工場の社長秘書? 早くも昭和33年に乗り遅れた自分です(笑 出だしこそ、乗り遅れてましたが、気が付けば昭和33年に。 普通の昔話のはずなのに・・・どうしてこんなに面白いのか? 『ほっとする』この一言でしょう。 年代がずれている自分でさえ、こう思うのだから、同世代の人たちにはウケルでしょう。 配役もよかった。(いつものように)田舎くさい青年に吉岡秀隆。 オーバーアクションだが熱血筋肉オヤジに堤真一。(珍しく?)すれた姉ちゃんに小雪。子役は『(準主役?)古行淳之介役』の子供より 『鈴木一平役』の子供の方が昔の子という感じがした。 そういえば、自分はクリスマスプレゼントを枕もとに置かれたことあったかな?最近は夕日も見てないし・・・(泣) “つぎはぎ”中のお守りはいささか出来すぎでしょう? シリーズ物: 続・三丁目の夕日★★★★☆ ---------------------------- ★★★★★カッコーの巣の上で 監督 ミロス・フォアマン/主演 ジャック・ニコルソン <ストーリー> 刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装ってオレゴン州立精神病院に入ったマクマーフィは、そこで行われている管理体制に反発を感じる。彼は絶対権力を誇る婦長ラチェッドと対立しながら、入院患者たちの中に生きる気力を与えていくが……。 <感想> チーフのウィル・サンプソンさんが途中から南海キャンディーズのしずちゃんに見えてきてしまった(爆)とはいえ、アカデミー賞5部門受賞は納得の作品。平和だった(?)精神病院が1人の男の入所によって、壊されていく。 壊されていくのは施設であり、開放されていく患者達。 ジャック・ニコルソンのあの悪そうだが憎めない笑顔。 ルイーズ・フレッチャーの毅然とした婦長。そして首絞め時の恐ろしい顔(笑)『異常が正常』という病院を物語っているのが、首絞められても(コルセットを首に巻き)仕事を続ける婦長(爆) シリアスな人間ドラマの中に、ちょっとコメディ要素を含んでいるような(いないって!)演技の真髄を見たような作品でした。 -------------------- ★★★★★かもめ食堂 監督 荻上直子/主演 小林聡美 <ストーリー> サチエはヘルシンキで“かもめ食堂”を始めたものの客はゼロ。ある日彼女は最初の客で日本かぶれの青年トンミにガッチャマンの歌詞を教えてくれと言われるが、出だししか思い出せない。彼女は偶然本屋でミドリを見かけ……。 <感想> なんじゃこりゃ!おもしろすぎ(爆) お客がこなくても、あせらず、マイペースに自分をしっかり持った女性サチエ。 何事にも動じず、謎めいていて、いざと言う時に頼りになる女性マサコ。 この二人がいればどんな物語も完成しそうだが、そこへ、平凡な考えと非凡な容姿をもつミドリが加わって、パワー100倍。 という所だろうか。 サチエ、マサコの存在感と同時に忘れてはいけないのが、“かもめ食堂”の『雰囲気』&『料理』 ヘルシンキへ行けば、こんな食堂あるの?(笑) どれもおいしそう・・・ それにしても食堂のお客さん、みんな箸の使い方うまいよね。 メインが“おにぎり”って事だったけど、コーヒーの方が出てたね。 ※コーヒーをおいしく入れる呪文『コピ・ルアック』 (ジャコウネコの糞から採れるコーヒー豆の事なんだよ by妹2) あと、シナモンロールも・・・(これまた旨そう♪ ------------------ ★★★★★キサラギ 監督 佐藤祐市/主演 小栗旬 <ストーリー> マイナーなグラビアアイドル、如月ミキが焼身自殺を遂げてから1年が過ぎた。彼女のファンサイトでは一周忌のオフ会を開催することに。集まったのは、サイト管理人の家元とサイトの常連、オダ・ユージ、スネーク、安男、いちご娘という5人の男たち。初めて直に顔を合わせた彼らは、ミキの思い出に浸り、自慢話で盛り上がる。明るかったミキの自殺という事実に釈然としない気持ちを持ち続けていた5人。そしてオダ・ユージの“彼女は殺されたんだ”という発言を境に、彼らはミキの死の真相を巡って怒涛の推理を展開していくが…。 <感想> とある“映画好きさん”のサイトで知った映画。 全然見る気はなかったのだが、今日が1stDAYだった事、今週くらいで終わりそうだった事が劇場に足を運んだ理由。 ワン・シチュエーションでここまで見せてくれるとは正直思わなかった。 初めはタダの“アイドルオタク”の集まりだったのが・・・七転び八起き?(使い方間違ってる?) 怒涛の推理が終わった後には 観客=家元 共感できたなぁ。結局、家元の見せ場も残っていて。 皆自分の正体を明かす時には凄い上から目線なんだけどね(笑) 特に“やっくん”『履いていたズボンが変わっちゃった人(笑)』がいきなりジョニー・デップ?延ばしに延ばした“如月ミキ”。 なんだろうねぇあの子。B級通り越してD級?彼女の好演もあってこその映画だね。本人思わず検索しちゃった(笑) HPはかなり印象違った。声優さん系みたい。 小栗旬の涙を見たい人(ビデオでも見れるけどw)は是非劇場で。 最後の宍戸錠の出演部分を含めると★4つ、まぁそれはエンドロール後のエピソードという事で。 ------------------------------ ★★★★★ギルバート・グレイプ 監督 ラッセル・ハルストレム/出演 ジョニー・デップ <ストーリー> 主人公の青年ギルバートは生まれてから24年間、故郷の田舎町を出たことがない。過食症のために異様に太った母や、脳に障害を持つ、やんちゃな弟の面倒をみなければならないからだ。そんな彼が、キャンピング・カーで旅暮らしを送る少女ベッキーと出会った・・・。 <感想> 今や大スターとなってしまったJ・デップ、L・ディカプリオの若く、みずみずしい演技だ。 太った母と障害児の弟。逃げてもいいのに、逃げないギルバート。 不倫相手の奥さんに『どこにも行かないから選んだ』なんていわれちゃったけど、本当にどこへも行けない。 なんとも可愛そうな青年に同情を~という流れなのかと思ったが、家族といる幸せってこういう事なのだろう。 逃げるとか手放すとか居なくなる。過食症の彼の母親が一番嫌う言葉なんだろう。 弟をお風呂に入れるのも彼の仕事で、『後は自分でやってくれ』と、出て行ったものの、次の日の朝まで風呂に居た弟・・・・。切ない・・・風呂ぐらい自分でって思っちゃうよね。弟、死んでるんじゃないか?!って心配したよ。 家を焼くシーンでも家族を思ってこそ。 間違ってはいないと思うよ。 ともかく、家族愛にあふれている良い作品でした。 ------------------------------ ★★★★★キャスト・アウェイ 監督 ロバート・ゼメキス/主演 トム・ハンクス <ストーリー> 運搬システムの迅速化に己を捧げていた宅配便会社のエリート社員が遭遇した、南米に向かう飛行機の墜落事故。ただひとり生き残った彼は、無人島で生活することになる。魂と肉体を鍛錬し、サバイバルする術を覚え、あまりに孤独な暮らしにも慣れてきたころ、脱出のチャンスが・・・。 <感想> 世界の果てで彼の旅が始まった。水ぶくれの“トム・ハンクス” 最後には見る影もなく・・・こりゃアカデミー賞取るよね(笑) 全体的にコメディちっくな感じがしたよ。 歯を抜くシーンとか・・・痛そうだけど・・ぷぷぷ それにしてもウィルソ~ン!!彼(?)は最高です。 物語中盤から登場。見事助演男優賞を・・・取ってないんだな(泣)コレが ・・・バレーボールですから -------------------------- ★★★★★グラディエーター 監督 リドリー・スコット/主演 ラッセル・クロウ <ストーリー> 西暦180年、皇帝に絶大な信頼を置かれていた歴戦の勇者マキシマスは、次期皇帝の任を依頼される。しかしその晩、皇帝は息子によって暗殺。罠にはまったマキシマスは、処刑の危機に陥る。 <感想> 序盤の戦闘シーンから、圧巻である。 寒そう、痛そう、汚そう(ぉい)これは、貶してるのではなく、あたかも、本当の戦闘のように見えたから(笑) 勇者"マキシマス"もさることながら、皇帝の不貞の息子"コモデゥス"(発音むずかしいw)石像の様に美しい・・そして・・・お馬鹿(爆)今思うと、フロドとかぶってる(?) 処刑を逃れたマキシマス。なんの因果か『グラディエーター』に そして最強♪(将軍だった人だからねぇ~) 最後には虎まで登場しちゃったけど、やっぱり、アカデミー賞作品だね。 ------------------------ ★★★★★グラン・トリノ 監督 クリント・イーストウッド/主演 クリント・イーストウッド <ストーリー> 朝鮮戦争の帰還兵ウォルト・コワルスキーはフォード社を退職し、妻も亡くなりマンネリ化した生活を送っている。彼の妻はウォルトに懺悔することを望んでいたが、頑固な彼は牧師の勧めも断る。そんな時、近所のアジア系移民のギャングがウォルトの隣に住むおとなしい少年タオにウォルトの所有する1972年製グラン・トリノを盗ませようとする。タオに銃を向けるウォルトだが、この出会いがこの二人のこれからの人生を変えていく…。 <感想> 孫娘のへそピアスに舌打ちをし、隣のアジア系移民を“イエロー”と呼び、 家の芝生の手入れを欠かさない。うわぁ~昔の偏屈老人だ~今時本当にいないのでは?! そんな偏屈じじい(笑)を変えたのはそのイエローだった。 物怖じしない隣の姉弟の姉が絡まれているのを助け(偶然にしては出来すぎ) その姉と接しイエローへの偏見が緩む。まぁ~いい子だねぇ~ そんな偏屈じじいに“最高の女性”と言わせた亡くなった奥さんってのも少し登場してほしかったけど(笑) 偏屈じじいの心情から、ちょくちょく出てくる面白い言葉・・・・表現自在のイーストウッドはやはり凄い。最初から最後まで面白い、かなりの傑作。 少しばかり弟子になったトロ助に“グラン・トリノ”をあげちゃったのはどうかな?トロ助もその車に普通に乗るなっ! エンディングでは乗車じゃなく、洗車でとどまってほしかった・・・ ------------------------------ ★★★★★クレイマークレイマー 監督 ロバート・ベントン/主演 ダスティン・ホフマン <ストーリー> ジョアンナ・クレイマーは結婚して8年。今日も夜通し帰らぬ夫を持ってついに夜明けを迎えていた。最初は幸せだった結婚生活も、今ではもう無意味なものに感じられていた。夫テッドは仕事第一主義で帰宅はいつも午前様だ。3人の間には会話すらなくなっていた。7歳になる子供ビリーのことを気にしながらも、ジョアンナは自分をとり戻すために家を出る決心をした。寝息をたてるビリーに“アイ・ラブ・ユー”とささやきかけ、スーツケースを片手にまさに家を出ようとした時、テッドが帰って来た…。 <感想> アカデミー賞 作品賞/監督賞/脚色賞/主演男優賞/助演女優賞 8部門受賞作品。 やはり、すごい。昔の作品なのに・・・ どこにでもありそうな家庭事情。 リアルにそんな家庭を覗き見しているような作品。 主演のダスティン・ホフマンもいいけど、メリル・ストリープの病んだ奥さん役も。(コーヒーショップで息子を見守る・・・というかストーカーw) ちゃんとルールを決めて、愛情を持って育てれば、片親だって平気なんだと、思えた。 家庭を省みないダメ父親が『息子命』に変わるもんなんだね。 父親が変わったんだから、母親も“もとさや”に収まれば、子供も喜ぶだろうに。 そんな単純なもんじゃないんだよね、キット。難しいね家族って。 ジャンル別一覧
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